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平成音楽大学が開学、第1回目の入学式が挙行されました

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入学生2001年4月10日(火)、平成音楽大学が開学し、記念すべき第1回目の入学理事長生を迎えて入学式が挙行されました。式は開式通告のあと、国歌斉唱、そして出田憲二御船学園理事長による告辞、そして熊本音楽短期大学女声合唱団カンマーコール、同大ブラスオーケストラによる歓迎演奏を行いました。そして入学生一人一人の氏名を読み上げ、出田敬三平成音楽大学学長による式辞を、そして歌人で熊本県文化協会会長の安永蕗子先生による祝辞の後入学生代表の誓いの言葉(高橋麻衣子さん/音楽制作コース〔作曲〕)、歓迎の言葉を熊本音楽短期大学学生会会長である大藪亜矢子さん(管楽器専攻/サキソフォン)が読み上げ、教員による入学生歓迎演奏を、今年度より就任の斉藤昌子教授によるソプラノ独唱、大石陽子助教授によるピアノで、また日野徳子専任講師による電子オルガンと山ヶ城陽子音楽総合センター講師による演奏で出田敬三作曲のフュージョンを行い入学式を閉式しました。式典では熊本音楽短期大学専攻科・研究生の入学式も併せて行われました。

誓いの言葉    歓迎の言葉

カンマーコール ブラスオーケストラ フュージョン 斉藤昌子教授


平成音楽大学学長 式 辞     
                           平成音楽大学 学長 出 田 敬 三

創造のエネルギーから新しい可能性が生まれます。創造性と探求心の持つ無限のエネルギーにより、 ジャンルにこだわらないあらゆる可能性を秘めた音楽芸術が生み出されます。平成音楽大学の歴史に残る輝かしい一期生の皆さん、入学おめでとうございます。熊本音楽短期大学の三十年の実績と四年制大学への熱い思いが花開き、今日の佳き日を迎えることが出来ました。明治以来、日本の音楽は西洋音楽を手本とし、常にヨーロッパへと目が向いておりました。今こそ欧米から輸入された音楽及び教育からの脱皮を計り、新しい時代へ向けて、これまでのアカデミックなスタイルを守りながらも、全国及び世界へ発信できる音大を目指して行かねば成りません。クラシック音楽のみならず、ハイテクノロジーを駆使した電子オルガン、コンピュータミュージック、日本の伝統音楽である邦楽、ポピュラー音楽、大衆音楽、それぞれの音楽と他ジャンルとの融合、ユニークで新しいスタイルの音楽大学のメッカにしたいと思います。そして地方分権が言われて久しい今こそ、都会には無い、素晴らしい自然環境の中で感性を磨き、豊かな才能と個性を育んで欲しいと願っております。重要なことは受け身でなく自ら発見しながら学ぶ姿勢です。感動する心、ひたむきな情熱は自らの成長に欠かせぬものです。入学生の皆さん一人一人が、この平成音楽大学の礎となり、真っ白なページに夢と希望に満ちた歴史を書き込んで行くのです。生涯二度と出会うことのない誕生の貴重な一瞬、大学開学のこの時を皆さんと共有しながら、二十一世紀型の新しい音楽大学、日本一の音楽大学を目指して行きたいと思っております。(式辞より一部抜粋)

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