〔開学理念と特色〕

パイプオルガン◆開学理念  

地域文化への貢献と文化教育の発展を目的として開学した熊本音楽短期大学における30年の実績を基に、「音楽に関するより深い専門教育を受けたい」というニーズに応えるために4年制大学への改組を決めました。これにより九州における初めての音楽大学の誕生となります。
学部構成は音楽学部音楽学科の一学部一学科。学科内はふたつのグループに大別されます。ひとつは個人指導を中心に、声楽や器楽演奏を専門的に学ぶグループで、これが声楽コース、ピアノコース、管弦打楽コースの3コースに分けられます。
もうひとつは、創作や理論をベースに主に演習による専門的な研究をするグループです。ここには作曲コース、電子オルガンコース、コンピュータミュージックコースと、音楽教育コースか音楽療法コースを置きます。
形式にとらわれず自由な枠で音楽を学ぶことのできる大学を目指し、クラシック音楽に限らずポピュラーその他のあらゆるジャンルの音楽と、様々な演奏形態や創作の手段を身につけた人材を養成していきます。



大学◆特色

熊本音楽短期大学では開学以来、音楽芸術の探求と創造性豊かな人材の育成に努めてきました。
カリキュラムにおける特色としては、全てのコースでそれぞれの専門の教授陣が個人レッスンを中心に徹底した教育を行ってきたこと。また、音楽情報ビジネスコース、ポピュラー音楽コースの開設や、音楽療法課程の導入など時代のニーズに即した教育を行ってきたことなどがあげられます。
演奏会においては「電子オルガンコンサート」や「華麗なる音楽の祭典」、オペラ公演など恒例となったもののほかにも、学外で演奏する機会を多く設けています。
特に、創立25周年記念としてアメリカ・ニューヨークのカーネギーホールで開催した演奏会は、米国のコンサートリビュー紙をはじめとする新聞・雑誌等にも大きく取り上げられ高い評価を得ました。
今後これらの基盤を引き継ぎながら、さらに充実させた教育内容を準備していくことになります。



ロゴマーク 〔平成音楽大学のロゴマークについて〕
赤は、情熱、活力などエネルギッシュな力強さのイメージがあります。
これは、本学の音楽への基本理念を表し、円形にすることで、学生一
人一人が、一丸となって音楽に情熱を傾けられるような本大学の環境
を表現しています。
また、赤の中から光を浴びながら飛び出した黒の円形は個性と信念を
表しています。本大学で努力と研鑽を重ねた学生たちが社会の様々な
分野で活躍するイメージです。
また、黒の円を球形にすることで、音楽の可能性を過去に捕らわれるこ
となく、多面的に探求する心を表しています。
そして、赤いエネルギーの中から、個性あふれる創造性が核となって生
まれてくる。常に未来を見据えて躍動する場、
平成音楽大学のシンボルとして策定しました。



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